何か不思議な印象の回。いつもと違って怪獣は操られているわけでなく自分で動いている。決して破壊を目的としているわけでなかったけど、成長して巨大化してしまったら結果として破壊は起こり、倒すしかなくなる訳で。何か怪獣という存在の悲哀を感じさせます。
今回の怪獣、キモさ加減が絶妙でイイですね。手をスリスリしてるとこなんかゾクゾクしちゃうけど何処か愛嬌もあって。そんな所に蓬も情を感じ、心の可能性を考えたのかも。最後に目がギョロっと出てきて蓬と目線が重なるシーンはエヴァ2話のシンジと初号機のシーンを思い出しました。
バス車内の蓬と夢芽のシーン。二人とも感情をあまり表に出さないけれど、その分ちょっとした言葉にそっと感情を乗せて、静かに距離が縮まっていく感じがたまらないですね。とても好き。