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表層的な形式やテクニックに走ってしまうのってあるあるというか成長過程で誰しもが一度は通る道なんだろうなと。創作の本質は心の内にあるモノの表現する事というのは深く頷くしかない。八虎がF100号の絵に向き合う姿はロックの文脈で言う初期衝動という言葉を思い出したり。

八虎が壁にぶち当たってから四苦八苦しながらも試行錯誤と考え抜くことで自らその気づきに辿り着いたのが大きいよね。本質的に彼は独力で成長していける能力を持ちつつある訳で、自らで道を切り拓かねばならない絵画という世界ではとりわけ重要な事なんじゃないかと思う。

しかし最終コンテストで八虎は思いもよらぬ結果に。周りから評価を得始めたことに満足してある種の油断や緩慢さが絵に向き合う姿勢に出たのかもしれない。自分の心がダイレクトに反映されて丸裸にされてしまうという意味で創作はシビアな分野だなと感じました。



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