癇癪を起こし泣き喚くロッティに話しかけようとしても上手くいかなかった後、ロッティからふっと意識を外して何か静かに待つように窓を眺めるセーラの姿が印象的。通り過ぎる汽車を眺めながら何を考えていたのだろう。心の中でロッティに”なったつもり”になっていたのかな。ロッティ、泣きわめきながら時折ちらちらとセーラの様子を伺ったりするのがリアルよね。
ロッティのママになるというセーラの優しい表情はまるで聖母のよう。ロッティは母が出来ると同時にエミリーのお姉さんになったのも大きいよね。自分の事で頭がいっぱいだった彼女に他者への意識、お姉さんとしてしっかりしようという気持ちが芽生えたように見えました。