歩鳥とたっつんを始めとするキャラクタがとても魅力的な作品!歩鳥は小見川千明さんの声と演技がハマっていて能天気な可愛らしさがたまらないし、たっつんは一見真面目でドライなんだけどここぞという場面でダメだったりと所々でみせる不器用さが可愛い。悠木碧さんの演技も味があって、真田を誘う時のテンパり様なんか可愛すぎて最高でした。まどかとほぼ同時期に一転この演技なのだから昔から実力派なのだなと。商店街や町が舞台になってるのも個人的に惹かれる点。老若男女色んな人たちが皆ワイワイガヤガヤしている寛容的な雰囲気が好きなのです。
歩鳥の能天気な明るさとギャグのシュールさも良いバランスになっていると思いました。単純に笑えるだけじゃなく、少し頭を使うような手応えのある満足感もありつつ。かと言ってシュール一辺倒のジメジメした雰囲気にも陥らず。同社の他作品に比べて控えめながらシャフト演出もシュールな一面の演出に大いに効いていたなと。
OPEDも出色の出来で印象に残りました。OPは山下達郎の曲を坂本真綾が歌うという豪華な顔ぶれ。ワクワクする様なポップ曲調にのせて歩鳥たちが踊っている姿はとっても楽しいし、EDはみんなのキャラクタがよく出ていてクスッと笑いたくなってしまうライブ(兼・歩鳥の顔芸)が良かったです。