1~3話はマジであの伝説の2期を超えるくらい面白くて完璧な構成だった
主人公の挫折、ライバルや仲間との交流を経ての立ち直りからの勝利、アスリートには不可欠なピークアウトを考えさせられてからの1期からの伏線回収、これらは本当に素晴らしかったと思う
でも、4話から雲行きが怪しくなった
特訓回をやるのは良いが、2着続きだったくらいでブロンズコレクターのネイチャに泣きつくし、その上特訓の成果である春天を静止画でカット
宝塚記念では意味深にドゥラメンテが脚を痛めたのに6話以降で何も言及されずにフェードアウト
OPを歌ってるメンツと切磋琢磨しながら成長していくのかと思いきや幼馴染ポジのダイヤちゃんさえ残らず、各キャラの掘り下げも足りなさ過ぎる
特にサウンズオブアースとか何のために出てきたの?
ゴルシのピークアウトを伏線にしたかったんだろうけど、ピークアウトした状態でクラウンやシュヴァルに勝ったら、まるで彼女らがそこまで強くないかのようで、実馬に対するリスペクトの欠片すら感じない
こんなこと言っちゃなんだけど、やっぱりキタサンブラックは強すぎて主人公には向いてなかった
なんで最後に残るのがスピカメンツでもダイヤちゃんでもライバル達でもなく、ネイチャと商店街のみんななんだよ
まぁ、"ソシテミンナノ"なのはわかるが、"ミンナ"の中にスピカの面々は入って来ないのか?ってなる
単話で見れば神回だが、一番掘り下げられたシュヴァルでさえこの掘り下げの浅さなのはヤバい
しかも、秋天を勝ったことでピークアウト説を払拭するのかと思いきやそんなことはないし、シュヴァルはピークアウトしたキタサンにしか勝てないみたいな描き方で本当に実馬に対するリスペクトの欠片も感じない
ゴルシのピークアウトの伏線を回収したかったのだろうが、どう見てもピークアウトし始めたレース内容じゃないんですが
これじゃ、クラウンがピークアウトしたキタサンにしか迫れないような描き方で、リスペクトが足りなすぎる
単話で見れば本当に神回
ダイヤちゃんがようやくその重責から解放された訳だ
だが、ドゥラメンテがどうなったかを描かないのはガチで良くない