本編と関係ないけど、冒頭の漆黒の宇宙を背景に金文字で「宇宙からの遺産」と出てきたところが、ちょっと宗教団体の作ったアニメっぽかった。
姫様を慕ってついてきた主人公に残酷な事実が告げられる。酷いよ、ひどいよ。富野アニメだよ。
でも、後半、立て直す。なんて強くて明るい主人公なんだ。まさに主人公にふさわしい。
ラライヤが復活したけど、カジュアルに精神をおかしくした人が出てきてたのやっぱり富野アニメらしいと思ったりした。今どきの作家だと躊躇しそうなところを難なくやってのける。世代の違いでもあるのかもしれない。
個々の描写はともかく、ストーリーというか世界のことはⅠからずっとよく分からない。総集編のために設定の説明を増やしたいうことだけど、それでも語られ尽くしてはいない感がある。でも、わからなくても面白いからこれで良い。なお、Gレコ世界は本気出せば技術的には何でもできそうな雰囲気ある。水の圧縮とかのドラえもん的技術もあるくらいだから。
そろそろ最後がどうなるかが気になりはじめてきた。暗くなりすぎませんように……。