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良い

この作品の音楽は、曲自体もさることながら使い方もいいなあ。森川が相馬のリクエストに応えてトランペットを演奏するシーンからの流れは、夕暮れの川岸というシチュエーションも相まって、言葉はなくとも情感が伝わってくる。時間経過に伴って色が変わっていく空の描写も美しい。
好きな女の子が自分のために楽器を演奏してくれるなんて、一生忘れられないくらいの思い出だよなあ。
相馬に消しゴムを返した後の夏目の気分は、なんとなくわかる気がする。片思いの期間が長過ぎると、相手との関係抜きで自分の中だけで恋愛感情が完結しているような状態になっちゃうことがあるけど、それのような。泉と再会して彼の存在が大きくなった分、心の中で相馬が占める割合が相対的に下がったとか。
1クール作品であるとすれば折り返し地点ということで、野球勝負、トランペットの演奏、写真撮影、と第1話の要素が繰り返されることで、物語の進展や登場人物達の関係の変化が際立つ、サブタイトル通りの回だった。



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