のぞさんええ娘や……。宗矢と別れた後もしばらく見送っているところとかホンマええ娘や……。非日常な事態が連続する中で、オカ研で過ごす高校生らしい日常に、見ている自分もほっとする。
そのオカ研で宗矢と根津屋正義(まさか高校を卒業していたとは)との接点を作っておいて、直後のネビュラウェポンとの戦闘で根津屋正義がグランドパラディンであることを宗矢が知るという、無駄なくスピーディーな展開。並行して熊代晴海と因幡美羽のエピソードも描くという密度の高さなのに、見ていて混乱することがなく、登場人物の心情もすっと入ってくる。上手いなあ。