由乃達が考えた間野山彫刻の振興策に否定的な一志や商店会会長を見ていて、かつて自ら敷居を高く間口を狭くしてやがて衰退していったSF界(個人の見方です)を思い出した。
自分は観光協会会長の考え方に近いかなあ。保護されるようになったら文化としては末期だと思う。アニメはまだ保護を必要としていないけれど、それは産業として成り立っているから。産業として成り立つくらいには求める人がいる、というのは大衆文化として大事なことだと思う。
早苗は、自分にしかできない仕事ではなかったこと、自分は替えのきく存在であったことを思い知ってショックを受けていたが、それってそんなにネガティブなことかな?
組織として見た場合、特定の一人にしかできない仕事がある、その人がいなくなったら仕事が回らない、というのはむしろ避けるべきことで。自分の代わりを務められる人がいれば、安心して休んだり辞めたりできるですよ?