登場人物の心情描写が丁寧に描かれた、アニメというよりもドラマみたいな雰囲気の作品だった。キャラクターの悩みとか葛藤、すれ違いも多く描かれて結構シリアスで切ない展開もあったけど、毎回どうなるか予想がつかない見応えがある作品だった。「ああしていれば」、「それはダメだ」みたいに、キャラクターの言動1つ1つに対して観てるこっちが一喜一憂できて、作品に集中できた。恋愛にはうまくいかないことだってたくさんあるし、そういうことでも受け入れて、乗り越えていかなきゃならないってことを嫌でも思い知らされる内容だった。恋が成就したキャラクターも、そうじゃなかったキャラクターも皆が幸せになってほしいと思う。