桜の作画がすごくて恋愛作品らしくキュンキュンするような前半パート、テンポも良くてよく動く後半のぬれぬれメイドサバイバル、どちらのパートも非常に気合が入ってて見応え抜群だった。最後の恋太郎と銘戸さんのキスシーンもすごく綺麗だったし、羽々里さんと銘戸さんの主従関係も感動的だった。羽々里さんを演じる上坂すみれさんの熱演、奇声の演技が今回も素晴らしかった。
前半・後半共に「勘違い」を描いた、楽しくて面白いエピソードだった。前半のてーるーと比嘉さんのデートはとにかく比嘉さんが表情豊かで可愛かったし、冒頭から「◯◯しようね」の沖縄とそれ以外の地域での意味の違いから来る「勘違い」を印象づけておいて、その上での最後の「また行こうね」に繋げるのが上手いなと思った。後半のラジオ体操パートも、テンポが良く多彩なギャグの演出とてーるーが面白かったし喜屋武さんも可愛かった。「かん(喜屋武)違い」というオチも良かった。沖縄ならではの要素を活かし、すごく綺麗にまとめたその構成の手腕、見事の一言に尽きる。
今回も賑やかで勢いがすごくて、赤ちゃん状態の皆に癒されたり、感動要素もあったりで、すごく面白かった。前半は羽香里、後半は銘戸さんがメインだけど、とにかく羽々里さんが全編にわたって強烈だったし、上坂すみれさんの演技が素晴らしかった。まさかの銘戸さんが次の彼女という衝撃展開だけど。次回どうなるのか楽しみ。
陣之内薫子、男性社会の軍の中にあっても逞しくある姿がカッコ良かった。こういう人が美世の護衛役、さらには友人になってくれるのがありがたいし、2人の様子が微笑ましかった。
てーるーの告白は不発。まぁ喜屋武さん相手だとそう簡単にはいかないね。その後のてーるーと比嘉さんのやり取りの様子もすごく微笑ましくて、やっぱりどっちの恋も応援したいなとあらためて思った。後半の指笛回は喜屋武さんと比嘉さんの幼少期のエピソードも含めて、2人の友情がこちらもすごく微笑ましかった、この内容を踏まえてのEDの選曲も完璧だった。
文化祭の劇の練習をしてる時の大喜と雛の様子がすごく良かった。どういう演技をすれば良いか悩み考える雛に対して、すごいと思うってことをあらためて伝える大喜も良かったし、直前までは軽口のような形で話していた所と、いざ練習を始めてキスの場面になって、大喜とキスしてしまった場面を想像してしまった雛と、それを聞いて驚く大喜がお互いを意識してしまう所のギャップも良かった。後半部分の、千夏先輩と針生先輩が話す場面も、2人が大喜のことをよく見ていて、それぞれ気にかけてることがよく分かるシーンだったし、特に、口では色々言いつつ大喜に水を買ってあげる針生先輩の優しさにグッと来た。大喜の練習試合とその後には文化祭、部活的にも恋愛的にもこの先重要イベントが控えてるから楽しみ。