キャラクター、音楽、映像、ストーリーどれを取っても、とにかく魅力的だった。
特にキャラクターはとても魅力的だった。要所の合間に歯科医院の「お姉さん」の”おっぱい”に対してフォーカスが当たっていが、主人公である小学生の少年の純粋な視点と頭の良さによって、
卑しさや程度の低い表現になっていなかったところが面白かった。
むしろ、おっぱいについて真摯に向き合っている少年の姿には凛々しささえ感じた。
音楽は、オープニングで流れるテーマ曲が、これから期待と喜びで心が弾むような物語が始まるぞ、って感じで、作品の雰囲気にとてもマッチしていた。
また、エンディングで流れた宇多田ヒカルの「good neight」は、歌詞がストーリーやキャラクターを連想させるものになっており、いつまでも心地よさが残った。
映像は、キャラクターの仕草、表情、そしてペンギンの動きに至るまで、とても丁寧に描かれていて魅力的であることは然ることながら、背景もとても綺麗だった。
ストーリーは、科学的な考察とファンタジーを織り交ぜたような感じで、理論立てて証明していったり、終末を迎えたような世界がでてきたりしてとても面白かった。
ちなみに、監督である石田祐康の自主制作短編アニメ「フミコの告白」は、昔どこかの動画サイトで見たことがあった。
この自主制作アニメは、背景がとても綺麗で、疾走感溢れて面白かったが、
自主制作アニメにでてくる女の子はパンツ見えすぎだなぁと思った。