100メートルにすべてを。
熱かった。そしてカッコよかった……
ロトスコープを使った映像は、正直なところ日常シーンではちょっと違和感があったけれど、
走るシーンはリアルで、格好良かった。
それぞれが100Mにかける意味、理由、本気が伝わってくるような映像だった。
高校生編最後の演出もしびれた。
雨がすべてを塗りつぶしていくかのような情景は
トガシの心情をあらわしているように感じられた。
トガシと小宮、二人の出会いから社会人として走るようになるまで、
内容を思い返してみると3時間ぐらいあったのでは?
と思ったけれど、上映時間は2時間無いらしい。
10秒という一瞬ではないけれど、濃厚な時間だった。
最後、トガシと小宮の勝敗はわからないけれど、
二人の表情がすべてを語っていると思った。
見ているこちらまで同じ表情をしてしまうような、すがすがしいラストだった。