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とても良い

 今回のオープニングは何を見て何を見逃しているだろうと思いながら見ました。なんとなく、アニメの絵を人の形に見る(錯覚する)のが面白く感じながら見ました。
 今回の話とても好きでした。ぼんぼりのお祭りも、もちろんとても素敵でしたが、それまでのなんでもない道のり、偶然から違う関係が生まれていく様子が素敵でした。おかえりっていうような関係になって、リーチェは相手を気後れさせないような協力のしかたを身につけて(急行してきたおもち顔のリーチェ…で伝わるでしょうか、場面転換の流れる絵、好きで一時停止しました)…っていうと役立つか役立たないかみたいなきーって感じになっちゃいますがそうではなくて、じんわりとした幸せな時間で見ていて楽しかったです。
 普段、生活で灯りの形を意識することはあまりありません。灯りはそれによって何かを見るためにあるからです。そのあかりひとつひとつが誰かの手によって作られたものになるとき、そこにはきっと足を止める何かがあります。絵の上手い下手ではない何かを見ます。
跳がなしこの家に泊まって、そこで何があったか語られません。跳が居たことで寝坊した!間に合わない〜というような話の起伏ももしかしたらなくなりました。それらが無くて気になったということではなくて、灯りの灯った絵を見てからそれらに思いが巡りました。この話の終わった後もこの灯りの道を眺めたり一緒に帰ったり、そういう時間もあっただろうと思います。



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