原作既読。本話が最終話と聞いたとき、原作をここで一区切りにするなら、オゴタイがシタラに賭けを挑む場面までは絶対に入れてほしいと思っていた。尺が足りるのか心配だったが、本筋に関係のない部分をうまくカットし、重要な場面を見事に収めてくれたことに満足している。
ここは、オゴタイがシタラのモンゴルへの恨みを察し、自らの本心を語り、シタラが決意を新たに固めるという、三つの意味を持つ最重要シーンだと思う。
一方、ソルコクタニとドレゲネがオゴタイの申し出を断っても特に咎められない点だけは少し引っかかった(原作では説明あり)が、オゴタイが寛大なのだろうと解釈すれば納得できる。
それ以上に、ドレゲネとシタラの再会など、漫画では何気なく読み飛ばしてしまう場面まで演出によって情緒たっぷりに味わわせてくれることが、このアニメの大きな魅力。
今期、何度も見返したのはこの作品だけで、原作既読でも新鮮に楽しめるこのスタッフ・キャストなら、ぜひ2期も見たい。