ネタバレあり
ギャグ回の比率が高いと思えば、要所に超シリアス回が入る、この緩急もスマプリ。底抜けに楽しい場面と絶望が交互にやってきて、目まぐるしく変化する。
主に作品終盤にあるいくつかのメッセージ。この作品が、震災以後の我々に向けられた「特別なプリキュア」であると知れば、なるほど見方も変わってくる。
「友達こそが希望」であり、ウルトラハッピーであるとみゆきは言った。また「幸せは探すものじゃなくて、感じるもの」とも。
友人を隣人と言い換えても良いか。隣人を大切にしていれば、たとえ平凡であっても幸せは日常の中にいつも感じられるものである。プリキュアではない我々へのメッセージとして、そう一般化できるだろうか。