ジャンプコミックス9巻収録分。1日遅れの視聴。
連載当時、巻頭カラーを勝ち取った重要エピソードを含む。
「でも人間は、おれが人間じゃないと仲良くしてくれないんだよね」
真のアバンストラッシュを習得し、技術的には一人前の勇者になったダイ。
そのダイに、自身の出生の秘密という最大の試練が待ち受けていた。それはマトリフが予見した通り、勇者としてではなく人としての試練だった。
ダイのメンタルは見た目通りの少年のもので、決して強くない。
だが、今まさに一緒に居る仲間であるポップとレオナは、ダイのことを本当に大切に想っている者たち。彼らがこの場にいることに運命を感じると同時に、一緒に乗り越えていってほしいと願う。
原作と読み比べると、ダイが竜神殿に向かうまでの会話の流れが少しわかりやすくなっていることに好感。