サポーター

ぷーざ
@pooza

Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

この回は本来であれば劇場版、「ARIA The CREPUSCOLO」の前に復習しておくべき回だった。
その思惑が適わなかった為もあり、上映から少し間を空けての視聴とさせて頂いた。

ARIAシリーズの本放送は、深夜アニメの中でも特に遅い深夜2時頃の放送だったが、この回に限っては眠いなどと言っていられなかった。原作では既読だった為、そのまま再現すれば神回となるであろうことは知っていたが、実際にアニメ化されたものは予想を超えたものだった。
その要素とは劇中歌「ルーミス・エテルネ」、前作カレイドスターからずっと、佐藤順一監督と共に歩んできた窪田ミナさん渾身の一曲。お得意のエスペラントの詞を持った、窪田さんらしいマニアックな楽曲でもあるw

アリスのソロ歌唱が重要シーンであることは原作で既に知っており、ファンの間でもこのソロ歌唱の歌い手が話題になっていたところだった。
というのは、アテナのカンツォーネが担当声優とは別の歌手(河井英里さん)によるものだったから。アリスのカンツォーネもプロの歌手が歌うものと思われていたから、交代することなく自ら歌い始めた広橋さんには本当に驚かされた。

広橋さんは当時、このシーンを通じて「キャラソンへの苦手意識をルーミス・エテルネで克服した」と言った。
「アリスちゃんの歌を、アリスちゃん自身が好きになってあげなくて、他の誰が好きになってくれるというの?」
アテナの励ましの言葉でカンツォーネを唄える様になった、アリスとシンクロしたかの様だったと言っていたことを思い出す。

原作が既に終了していたこともあり、「もうARIAは終わるのだ」と意識せずにはいられなかった。
あの時の気持ちのまま、残りの数話を見届けたいと思う。



Loading...