「あと少しがんばれ。スーパーカブが必ず助けに行く」
すばらしく男前な、冒頭の小熊の宣言。多分大したことないだろうとか前回言ったけど、そんなことは全然なかったです。すみません。
「またスーパーカブで助けてください。この冷くてつらい冬を、どこかに消してください」椎は無事に助けられたものの、その心は折れていた。
椎の諸問題の解決と同期するかのように春が訪れるのだろうと最初は思っていたが、実際は「カブで春をつかまえに行こう」というもっと無茶で前向きな流れだった。本当にカブで鹿児島まで行くつもり?
そう、「カブがあれば何処へだって行ける」のだったね。熱い。