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ぷーざ
@pooza

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とても良い

ジャンプコミックス、21〜22巻にかけて。
22巻の表紙裏コメントは三条先生。いつもの軽妙な日常の話題ではなく、珍しく本編と関連した話題。ここでは内容には触れられない。

前回から引き続きバランとハドラーの一騎打ち、怪獣大決戦的な迫力ある映像。作画コストの高そうな戦闘シーンが続くところ、今日の総作画監督はヒーリングっど♥プリキュアでおなじみ山岡直子さん。
原作でとても印象的だった、バランがハドラーの顔面に向けて放ったサッカーボールキックも再現。このシーンひとつとって見ても、両者には圧倒的な力の差があることがわかる。否、ハドラーも言ったが「強すぎる」。
思うに、超魔生物は肉体の強度では竜魔人に限りなく近づいたけれども、竜闘気をあやつることが出来ない。「呪文をはじく」という性質が竜闘気にはあり(ゲーム化ではさぞ扱いに困る能力だろう)、超魔生物が竜魔人の再現を目標にした研究であるならまだまだ途上であると言えそう。

「生命を捨てまでこの戦いに賭けた」とハドラーは言った。変身前はともかく、竜魔人になってからのバランは手加減抜きの本気で、この一騎打ちはある意味ではハドラーの望み通りの真剣勝負だったと思う。黒の核晶についての衝撃の事実を知ってしまったうやむやで、真剣勝負に満足するどころではなくなってしまったが。
ハドラーの涙は、命を懸けた真剣勝負を邪魔されたことから始まり、長年仕えた主君から受けた裏切りや、自身の孤独や寿命。竜魔人にまったく歯が立たなかったことなども入っているだろう。何もかもうまくいかない、とても人間臭い男泣き。

大魔王の性根のどす黒さ。この黒さに比べればザボエラなどかわいいものである。何もかも、汚さですら規格外の悪役だ。
スタッフクレジットに載らなかった「女性」は、当然ながらとても大切なキャラクター。この方の担当声優が誰かを妄想しているところだが、果たして?



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