サポーター

ぷーざ
@pooza

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全体
とても良い

3回目。以下、前回書き漏らした枝葉の雑感のみ。
当然ネタバレを含む。

ハートキャッチプリキュア!へのリスペクトは、十分なものだったと思う。ゆりさんといつきがもう少し描かれれば文句なしだったけど。
こころの花、花言葉、スーパーシルエット等、主要な要素はおさえている。いつもは巨大なこぶしでデザートデビルらを圧死させていたスーパーシルエットだが、雪の大怪獣を抱擁したシーンでは本編最終回「くらえ、この愛」を思い出させた。

変身シーンは圧巻で、日ごろ「大事な回こそ変身シーンはフルバンクで」と言っている自分も満足。
全員分のフルバンクに更に追加要素が加わった贅沢なものだったし、加えてハトプリは、変身曲もアレンジされたものだった。

シャロンが王国の復興のために頼った力は、奇しくも、王国を滅ぼした隕石の魔力だった。かような忌まわしい力を女王を象徴する錫杖として持ち続ける限り、彼女が救われることはなかっただろう。
安易に救うことが出来ない悲しみを抱えた相手を、プリキュアは救えるのか。悲しい出来事を覆すことはできないから、本質的な意味での救済が必要。その意味では、同じ成田良美さんが手がけた「人形の国のバレリーナ」とも共通すると感じた。



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