後夜祭という晴れ舞台、ダンスの衣装はなんとセーラー服。しかし不思議と、セーラー服以外にはあり得ないと思える。
そう、満を持してのセーラー服でのステージ。一歩間違えれば珍妙な場面になってしまいそうなこのシーンの映像美に圧倒された。特に、相方の木崎さんがバイオリンにスイッチするシーンには鳥肌が立った。
セーラー服は物語の始まりだった。
バイタリティあふれる学校生活を回想を経て、最後もやはり、セーラー服をまとってのステージで締めくくられた。
OPの詞にある様に、関わったクラスメイトたちを友達にしていった、小路の行動力の象徴がセーラー服だった様に思える。それは、劇中には登場しなかったアイドル、福元幹への憧れであり、卒業生である母親から受け継いだ想いでもある。様々なものが「明日ちゃんのセーラー服」に詰まっている。
福元幹と言えば、ステージでの伴奏が彼女の楽曲だったのも良かった。
まんまとCDを買わされてしまうではないかw もっとも、自分は配信で入手することのほうが多いのだけど。