真面目で誠実なマイラ王女。
彼女が臣下の者たちに愛されている様子や、「好き」を思い出したことが自信につながった成長が描写されていた。
片や、王女と入れ替わったゆい。
この様な入れ替わり回では、例えば「王女としてのハードな公務や責任感を実感する」と言った、それだけでは少し辛気臭いエピソードを想像していたところ。この点は押さえた上で、こちらはこちらで楽しんでいて、その楽しげな画づくりがよかったと思う。
ブンドル団が登場しない、人情が沁みる回。
シリーズ構成平林さんの脚本だが、シリ構自らが本編と関わらない幕間回を書くのは珍しいのかも。
それだけに、この回もデパプリの世界観を構成する1話であるということだ。