シャーマンキング、息子たちの物語。どうしてもこの手の後継作品は上手くいかないなぁ…というのが率直な感想。なぜかを深掘りして考えてみると、結局キャラが”死んでいる”からなのかなと。無印シャーマンキングの魅力は人それぞれ感じ方が違うかもしれないけど間違いなく浅倉葉の飄々とした優しさと強さを兼ね備えたキャラクター性とそれを支える周辺の魅力的なサブキャラたち、だったと思う。それを全て投げ出してまで作った作品、とは思えなかったなぁ。花がテンプレ切れやすい主人公なので魅力がほぼなく、過去作のキャラもこの手の作品にありがちだけどシナリオのためにタマオとか龍とか雑なポジションに収まってしまってたのは悲しかった。今思えば無印も後半はだいぶ迷走してたし、これが本来作者が描きたかったことなのかな…とも思う。最終回で語ってたけど花の境遇の地獄っぷりには多少同情の余地はある...のかな???もうわかんねえや。
次世代の物語系の成功例は現れるのだろうか