リゼロ4期後編はめちゃくちゃ良い要素と刺さり切ってない要素が同じくらいあって過去一自分の中で評価が難しいクールだった…。
まず良かった点はやはり主人公である「ナツキ・スバル」へのフォーカス。SNSとか見ていると視聴者から嫌われることも多いスバルだけれど、自分はスバルこそがリゼロの面白さの根幹であり、主人公にして最大のXファクターだと思っているので、その意味だと記憶をなくし別の”ナツキ・スバル”となった彼がこの異世界で生きてきた”ナツキ・スバル”を取り戻すまでの過程の描き方がとてもよかった。空間の中でのレム(久しぶりにしゃべった)との対話で立ち直り、ついには自身”菜月昴の死者の書”を読み漁り、自身との対話を通じて本来の”ナツキ・スバル”を取り戻す。特に82話は今期屈指の名エピソードだったと思う。小林さんのアフレコもめちゃくちゃ良かったね。
一方で脇を固めるエピソードやキャラの動かし方、バトル演出が悉く自分には刺さらず、自分がリゼロに期待している要素とは結構ずれてしまっていたんだよなぁ。特にユリウスVSレイドが自分は一切興味が持てず…多分裏主人公的な感じで描いていたと思うんだけどここがテンションついていけずだったのが評価を難しくしてる。あとシャウラが終始個人的に馴染んで来なかったから最終話付近の没入度がイマイチでそこもあったから喪失編の方が印象は良かったかなぁ。
リゼロらしい良いところも光ってはいたので続きも楽しみに待ちたい。
45分拡大で最終話。なんやかんやでみんな集結してきたな。エミリアの所々の決めのカットめちゃくちゃ気合い入れてるのが伝わる。
ずっと孤独だったシャウラ、最期は悲しかったがその想いはせめて伝わったかな…。
知らぬ草原に飛ばされ、ようやく目覚めたレムに誰ですかと問われ、パッション屋良するスバル。お前が英雄だ。
エンディングRedoは良いねぇ!?
これまでのあらすじ助かる。キャラクターもビジュアル見ればどんなやつだったか思い出せるくらいには立ってるんだよな。
ムーシャさん、モエーすぎるけど流石に本持ってアルスにぶつかる位置おかしすぎてクソワロタ。そういうのはちゃんとやろうな。
地盤を固める1話だったね。
子供達が戦争兵器として運用されるのが当たり前の、常に死が隣り合わせのシビアな世界の中で少女たちが己の大切な人への気持ちと向き合うような物語。自分にとって大切な人がある日突然いなくなってしまう、そんなことの辛さや向き合い方を終始この1クールでは描きたかったんだろうなと思う。主人公であるミミとシーナの百合、というのも軸の一つではあるんだけどこのアニメは明らかに一番の決め回と最終回をサブのカップリングであるアリとセイランの回に費やしていて、そこでは愛するセイランの戦死、それを受けた直後のアリの受け止め方、そして時間が経過した後でもなお残る後悔といった要素を非常に丁寧に描けていて良かった。魅せたいシーンをちゃんと描けていた気がする。
一方でクールの中で収めるのが難しい部分ではあると思うけどミミのシイナの関係性の変化としては描いていたもののそれが全体シナリオの中で印象的だったかというと微妙で、アリとセイランに食われ気味だったよなと…。まぁ構成上思い切った結果なのかもしれないがもうちょい全体的なシナリオでのインパクトは欲しかった感はある。
全編通してやりたいことや雰囲気は好きだったし、特にオープニングのReoNaのAmoreは今期有数のめちゃくちゃ良いオープニングだったね。
前回まで散々ミミとシーナのことやっておいて最後はまたアリのセイランへの想いにフォーカスなのか….攻めた構成だけどこれやるなら最終話じゃなかった方が…とは思ってしまうな。
単話としては時間が経過してようやく自分の心の底の思いにも向き合えたアリの様子が描写されていて良かった。
2クールを完走!
印象的なのはやはり2クール目の大半の尺を費やした「密輸ゲーム」。明確なライバルとなるヨコヤというキャラクターが出てきて、ナオやアキヤマの昼の国VSヨコヤ率いる夜の国、というチーム戦がメインのシナリオ。かなりルールもお互いの戦略も複雑だったけど、アニメとして分かりやすく理解させてくれる演出などもあってよかったし、何より戦略のやりあいとリアクションが面白かった。昼の国のモブ3人が裏切った時、マジで幻滅したけど…。他の二人派ともかく、あのトゲトゲ頭のやつはコロコロコミックの漫画の主人公みたいな頭してるから最後まで仲間だろ!と思ったら平気で裏切っててナイタ。ヨコヤは凄く掘り下げ甲斐のあるキャラだと思うので続きで出てくるのも楽しみだね。ナオちゃんにゲーム終了後めちゃくちゃ煽られてるの笑った。
続く3vs3のゲームでも戦略性や展開自体の面白さがどんどん上がってくるし、ナオちゃんの成長を感じられて良い。ぜひ続きも観たい作品。2期も楽しみだね。
あとこれだけは書いておきたくて、この作品において1クール目終盤にアキヤマが言った「人を疑え。人を疑うということはその人を知ろうとすることの一歩目」というセリフはめちゃくちゃ芯食ってるなと感じた良い脚本だった。そこからナオちゃんの覚醒が始まったもんな。
フクナガの裏切り、色々織り込み済みだろうなぁとは思った。ナオちゃんの手口も相当やり手になってきてておもれー。アキヤマすら騙したのは今までには無かった展開だね。最後までアホアホなナオちゃん鬼モエーすぎる。2クール通してナオちゃんの変化がすごいわ。
1期→2期で越谷のキャスト交代という謎のアクションもあったが、そこは違和感なく乗り切った本作。アニメの作りとしても特段言うことなく…優等生だけどどこか抜けていい部分もないというまぁ無難な2期アニメ化かな~という印象。どうしてもこの手のジャンプ系列の作品って1期で基盤を固めてすったもんだしているパートがドラマ的には面白くて2期以降深堀でそこを超えるインパクトだすのって難しいよな、の典型だったかな..。ライバルのアスト社の存在感だったり、エンジニアの加入だったりとやるべき展開はいれていた印象。
赤坂いろはさんとかいう眼鏡のモエーキャラが社外で共闘したと思ったら転職して中途として入ってきて神。こういう要素はいいぞ。
3期はルーデウスがいよいよ家族を守るという決意を固めるまでの物語だったね。このアニメの本質的な部分に踏み込むクールだったのかな、と思う。
シルフィとロキシーを伴侶として迎え、家族を持ち、暖かな家庭を築く。そんな当たり前の幸せを享受する、それを目指すそんな簡単なことだけでも幾多の受難なのに、極め付けは12-13話の未来のルーデウスからの進言。あまりにも全てを失うような過酷な将来が告げられ、空いた口が塞がらなかったな…。そこで課せられたナナホシを頼る、人神を信じないが敵対しない、エリスに手紙を書く、この3つの要素は次クールにおいても重要になりそう。最初の2話でエリスのエピソードを描いておいたのも最後の話につながってくる構成も見事だったし、何より単話として面白かった。
クール通しての安定感で言うとこれまでのクールの中により良かったクールはあるけどピークを持ってくる力で言うと最高クラスのクールだったと思うので、続きも楽しみ。
オルステッドを殺してよ、と人神に告げられるルーデウス。敵対しないとはいえ、そんなことできるのか…?
エリスへの手紙の反応が極端だ。でも当のエリスを焚き付ける方法はルーデウスが1番わかってるよな。
前提自分は京アニ信者気味なくらい大好きな制作会社なのだがその上で….。
トンチキな作品をやるのならばそれでも良いと思うし、京アニが自社で抱えるKA文庫からのアニメ化なのでまぁどう扱ってくれても…という感じではあるのだけれど、時代設定、キャラクターの配置や動かし方、演出、脚本それぞれがやりたいことを詰め込んだ結果ゴチャつきすぎてとっ散らかってしまったようなアニメに最終的になっていたように思う。総じてこの作品のキャラは清六に人生狂わされすぎてるし、その筆頭の三添が出てくるだけで笑っちゃうもんマジで。
そういうドタバタなのが好きな人もいると思うし、自分も正直毎週突っ込みながら楽しく観てはいた(特に急にバンドやる回ヤバかった)のだがいちアニメの評価としてレビューを付けるのであればこれを自分は高く評価するのは(あくまで自分の感性からすると)他のアニメに対して申し訳なさが勝つなと…。アニメーション面とかラブコメ要素とか良い部分もたくさんあったけどね、、、いかんせんメインの脚本との相性が….。最後の電気頭脳ら辺とかは攻殻機動隊にありそうなエピソードなだけに深みの差を感じてしまうよなぁ。
あと関係ないけど元音ゲーマーの妻がこの作品観てはいないんだけどオープニング流れるたびに「ソフランする曲のアニメね」と声掛けてくるのに笑ってた。
開幕の三添の顔でクッソワロタ
マジで今期1番笑わせてくれたのはこの作品なんだよな。
飛行機でラピュタもびっくりな空中からの帰還を試みる喜八たち。今の俺たちで作るんだよなぁ!?からの三添がダイナミックスカイダイビングしていくシーンマジで面白い
受験期の冬の気の遣いあい、ならではだよなぁ。自分はその頃何もなく勉強してただけだったんですが….。
谷がしんどい、疲れたと自分の脆さを認めて鈴木にもたれかかれたの良かったなぁ。鈴木がまっすぐぶつかってくれるからこそ。そしてあっさりといつのまにか卒業式。この作品にとっては卒業式すらも3年間のイベント一つとして、当たり前にやってくるんだよな。
だけどそんな瞬間を特別に感じてる平と東にこそ訪れる、特別な瞬間。楽しかったよな、高校生活。1番こういう機会にあっけらかんとしてそうな2人が隣で号泣してるの、良すぎる…。2人とも3年間でたくさん変わった。これで最後だと覚悟を決めていた、最後の最後に卒業してもまた会えたりする?と腕を掴む平、、、、良すぎ、、、
おねがいプリズム!?
ここからトリオの枠組みができてくるのかな。いのりぐみナナ、アホアホトリオすぎて好きすぎる….。まさかのタテゴトー提供楽曲!?!?wwwwww タテゴトーと氷山の絡み好きすぎ。
ナナってこういう時頑固だから展開を作るのに対立させやすくて良いね。そんな時にいのりの爺ちゃんが入院でてんやわんや。
でも3人で一緒になって笑顔を届けたいからのトリオライブ!!!うおおおおおお!!!ガチ楽しい曲きてリアルライブへの期待度が止まらん。クール跨ぐ前にこの話入れるの繋ぎが上手ね。
ナナからの呼び方も変わるの良い!
今期はテーマ性を持ったオリジナルアニメが存在感があったけどその筆頭。正直あんまり最後まで個人的な琴線には触れてこなかったな…という感じだった。やりたいことはひとつの零細サーカス団の復興とそれに伴う人間ドラマ、なんだけど瑞佳を中心とした”サーカスそのものへの向き合い方”という軸と終盤のマリアさん関連の病気奮闘エピソードの噛み合わせがやや強引じゃない?と感じてしまったな。サーカス団一致団結させるためにマリアさん病気設定にしたろ!みたいな思惑の方を前面に感じてしまったのは否めず。
キャラクターは可愛かったし絵も良かったので良くできていたアニメだとは思うけど脚本面や細かい時代背景描写などでノイズになることも多く、惜しいアニメだなと感じた。
氷川へきる作品ってこれまでほぼ通ってこなかったんだけど想像していた通りのコミカルさで観やすくてよかった。内容にめちゃくちゃ見応えがあるとかギャグがすごく笑えるとかは正直ほぼ感じなかったんだけど、日曜朝起きたら録画を緩く観れる枠という貴重な存在だったかな。設定自体は面白くて異世界では敵対してた同士が転生して協力したり、それが高校生活において影響したりと動かしがいのあるシチュエーションだよね。
このアニメで一番良いのは間違いなくエロで、花織ミーティアさんはじめヒロインたちの身体つきの描き方とその強調の仕方が良すぎる。自分の各話ごとの感想見返してたらほぼその方面にしかコメントしてなくてわろた。
離島で暮らす漫画好きな女子高生たちと、休業中で今は学校の先生をしている手島との関わり合い、そして成長の物語。この作品で描きたいことはかなり一貫していて自分が好きな漫画という媒体に出会って、それを自分でも表現したいという根源的な熱量。その一人一人の想いが感じられるからこそ、ひとつひとつのセリフや演出に説得力が出てくるアニメだったね。部の4人ともすごくいいキャラだったけど、特に安海と心ちゃんの2人が好きなキャラだったなー。
手島先生が過去プロとして経験したことをいいタイミングで回想として挟みつつ、だからこそ教え子たちに苦い経験をして欲しくないという葛藤の描き方も絶妙で良かった。ちょっとその構図一辺倒だった感も否めないけど、それでもブッ刺さる回は多かった。何回か泣いた。
こういう描きたいことやテーマ性を突き通してくれる作品は観てて気持ちが良いよね。好きなものを描く、これを描いて生きる。
プロになるという選択肢。そんなことを明確に意識する人もいれば、安海みたいに目の前にだけフォーカスするというのも一つの才能だよな。手島先生も、本当にプロを目指して欲しくないわけじゃなくてプロを目指す過程で辛い思いをして欲しくないんだよな…。
最終的に好きなものを描けるならどっちでも良いと答える安海の回答は先生にとっても救いだったんじゃないだろうか。根源的な熱量だ。
本当にキタニタツヤの遺書っていい曲で…。