らんまリメイクの2期。この最近のリバイバルブームの作品のクオリティが大体残念なことになってる中でかなり頑張って現代の中でも違和感がないレベルに落とし込んでいたなと感じたね。アニメーションの動きや色味やキャラデザの落とし込みも昔ながら感もありながらバランスが取れていたのがよかった。
個人的には2期からメイン登場だったシャンプーやムースといった人気キャラたちが全くと言っていいほど好きになれずだったのであんまりシナリオ面での面白さは感じられなかった回が多かったけど、安定感はあったしなんだかんだ楽しめるアニメだったかな。
新聞部ゴミすぎてワロタ。モブのコメントで新聞部もいい噂聞かないじゃん言ってたやつがいたのが救いだわ。この学校バカしかいねえじゃんと思ってた。クラスの人たちからの信頼が厚かったのも良かったな。展開の作り方はあんまり好きじゃなかったので、盗撮した新聞部のやつは退学にしないと納得しません。
すべての性欲と引き換えに超絶マッサージ力を手に入れた小手指くん(?)。あらゆる同級生や先輩、先生までもそのスキルで手駒にとっていく様は痛快だけど終始めちゃくちゃな展開とすぐ脱いで大事な部分を見せられないよで隠す。最初から最後までくだらなくてキャラもそこそこ可愛くてキャストのアフレコもいい。15分アニメとしては悪くなかったかな。
よくあるテンプレものだけどやれやれ系ではないので見ていての不快感はないのと、質量感のある作画が魅力な本作。ヒロインのアメリアは可愛かった。
一方で脚本、シナリオ面で言うとずっと面白くなりそうな雰囲気を醸し出しつつ面白くなりきらないという雰囲気アニメの域を出ず….という感じかな。本筋のシリアスがアクションなのか人間ドラマなのかがやや中途半端で、むしろ間に挟まれる日常パートの方が今思い返すと印象に残ってる。
なんとなく続きアニメやりそうな感もあるけどどうなんだろうな。
運….というより縁で漫画家を続けられている、か。あらゆる仕事でそうだとは思うけど、漫画家なんて特にそれを感じそうだな。
漫画家は漫画家で、支える人たちは支える人たちで、それぞれで話が弾んでるのいいね。なんだかんだの信頼関係。そして地元でのサイン会、大盛況….!あたふたしながらも自分の作品のファンが目の前にいて感じられるの本当にエモいな。そして最後の人まで駆け寄って受け入れる双見先生。
(減価償却)ライブ回!ココロアストロノーツのセリフ部分変えられるの本当にいいよな。
そろそろソロ曲(ダジャレじゃないよ)ほしいと思ってたからソロメドレーはありがたい。ぴかぴかマイストーリー音源はよ。
シンデレラグレイの2期。なかなかギアが上がりきらないというか、溜め回が多いなぁという印象を受けていた全体構成だったけど要所を絞める演出や盛り上げ方、そして最終盤の有マ記念までの盛り上げ方はウマ娘シリーズらしさでアツかったね。過去シリーズほどキャラにハマれてない感はあるので思い入れはそこまでなんだけど、やっぱりレースにかける各ウマ娘の熱い想いは胸打たれるものがあるし、オグリとタマモクロスの関係の一区切りとしての構成も良かったな。
脚本面でいえば今期でワーストだったかな…原作が悪いのかアニメとしての構成が悪いのかはわからないけど、途中から考えるのを放棄してオリジン役中原麻衣さんのアフレコを聴くことが楽しみになっていた。倫理観や正義感が全体的におかしくて展開を作るための舞台装置でしかないのよな、キャラが。
脚本やキャラ付けの陳腐さは粒揃いの今期の中でも光るものがあったな。クサいことをやること自体はラノベラブコメ原作としては全然いいんだけど、そこが面白さに直結しないと寒さになってしまうんだよな…。
あとは面白さと直接関係はないかもだけど、ヒロインの彩羽が演技に定評があるという形で表現されてるのにいざ作中で別アプローチの演技をする時に別のキャスト充てるの、普通に鈴代さんにも甲斐田さんにも井上さんにも失礼だよな…。良かったのは彩羽の胸だけでした。
~さんの系譜。刺さる人には好きなのかもしれないけど、とにかく太田が精神年齢が中学生とは思えないくらい幼稚で不快なキャラなのとそれに合わせるために周囲もつり下げられてる感あってなかなか虚無なアニメだった。柏田さんはデザインこそ可愛いが….。似たようなヒロイン構図である阿波連さんの出来がめちゃくちゃ良かったが故に、キャラ配置や脚本のクオリティの差を感じてしまったかな。