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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

本格派アニメーションとして元々の期待値は相当高かったところをしっかりと応えてくれた素晴らしいアニメだった。最初から最後まで脚本、演出、構成、キャラ、アフレコ含めて全部良かった。
モンゴル史をベースにした作品で、そういったテーマのアニメ作品は過去なかったこともあり新鮮なテーマとして触れられたし、支配的で”ありすぎた”当時のモンゴルの被害に遭ったシタラが復讐心を抱きながら内側からモンゴルへ一矢報いようとする様をあくまで一個人の等身大で描くのがとても良かった。シタラ自身は本当にただの一個人にすぎず、特別な力や権力を持つわけでもないのでいきなり大胆に政治に介入したり、武力を行使なんて事はできない。しかも想像以上に複雑なモンゴル帝国の内政や外圧に飲まれ、自分の振る舞い方すらわからなくなる。そんな人間らしさをしっかりと持った上で、だからこそ胸底に眠る恨みの火を共有するドレゲネと共闘することで決意を新たにしていく構図が良かったよね。物語的にはまだ続きも全然作れそうなのでぜひ期待したい。
そしてこの作品の地味に偉いポイントは、キャラがとても可愛いところ。キャラデザや絵のタッチからすると萌えを感じるような作風ではなさそうなんだけど、ところどころに入るコメディチックなシーンでのキャラクターたちの振る舞いや表情、セリフがめちゃくちゃ可愛くて…。シタラ、ドレゲネ、モゲなど魅力的なキャラが多かったのもこの作品の魅力の大きな部分だよね。アフレコも素晴らしくて特にシタラ役の関根さんは夏アニメ全体でも大活躍で素晴らしいな。



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