「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」視聴終了
評価S(神作品)
これぞスタァライトだ!というのをひたすら浴びた120分でした。
アニメより何倍も増した濃厚すぎる怒涛のスタァライトが押し寄せてきた120分でした。
これぞ劇場版の強さだ!というのを痛感できた120分でした。もうスタァライトを知る前のあの頃には戻れません。胸を刺す衝撃を浴びてしまったから。
もう凄すぎて、見終わった直後はしばらく放心状態になって感想なんかまとまりませんでした。ただそんな状態でも一つ確かに言えたのは、間違いなく今のところ今年一番のアニメだということです。
とにかく舞台がヤバすぎます。ストーリーやキャラの関係自体はシンプルながら、そこにスタァライトが組み込まれることで、キャラの感情が何倍にも増して盛られ、セリフや場面の一つ一つに引き込まれる。この演出の暴力により、キャラ同士の関係というのに見入ってしまう。口上や表情、レヴュータイトル、その他全てのことがキャラを最大限に引き立たせている。これはスタァライトにしかできない技だと思います。バナナがもう最高すぎる…
キャストさんも言ってたのですが、4D映画かな?と思うくらいに肌に感じるものがもう凄い。誇張表現無しに、音が耳から聞こえてくるのではなくて体の奥から響いてくる。だからこそこのジェットコースターの中に入り込めた。こんなに作品の中に入り込めた作品は初めてかもしれない。絶対に劇場で見るべき作品。
何度も言いますが、視覚、聴覚、触覚、それら全てに訴えかけてくる舞台演出が凄すぎました。ストーリーとしては、多少よく分からなくてモヤる部分や、最後が「え?これで終わり?」となる部分(最後にもう一度全員が集まったり、その後の進路を描く話を見たかった)はあるのですが、それが気にならないくらいの最高の劇伴でした。スタァライト好きには堪らない作品だと思うので是非見てほしい。いやはや良い作品でした。
考察なんかはもう自分では全然分からないので色んな人のを見て回ります。そして、それを踏まえて2周目行きます。