青が荒んでいる
話も演出もアフレコもたまらん回だった。夏油が追い詰められていく様子に心が苦しくなる。シャワー室での表情、能天気な灰原との対比、そしてトドメの九十九との会話。理子がいなくなっても天元様は平気って、そりゃ慰めの言葉ではあるんだけど、夏油からしたら理子が無駄死にだったと、猿たちのせいで少女が死んだと思うわな。こりゃ闇堕ちしても仕方ない
今作はほんと音の演出がすごくいい。雨音と拍手を重ねるところしかり、村で猿たちの声が聞こえにくいところしかり、夏油の心が追い詰められているのがすごく伝わってきた。アフレコも素晴らしいし、呪術廻戦の中で今のところ一番好きな回。こういうダークさを求めていた