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全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
良い

「庭には二羽ニワトリがいた」「恋は盲目」「目が覚めたら女の子になっていた病」「妹の姉」が良かった。特に最後は100点満点。打率5割1本塁打なら上々。

藤本タツキ先生は、世界観への引き込み力が本当にすごい。掴みの力なら日本有数の才がある。話のインパクトを序盤に持ってきて、そこから離すことなく最後まで展開する。そこから先にそこまで意外な展開があるわけではないが、起承転結の「起」の力はピカイチ。

各会社がそれぞれの味を出す展覧会的な作風も非常に面白かった。特に「目が覚めたら女の子になっていた病」での遊び心は最高。スタジオカフカと寺澤監督という聞いたところもないところだったが、この演出は楽しかった。あと、「恋は盲目」では、少し前のジブリを感じた(全然関係なかったけど)

エピソード的には「妹の姉」がダントツで良かった。他の話は、世界観の掴みは良いが、その後の話の起伏は順当という感じだったが、これはオチも綺麗で脚本に唸らされた。非常に満足。

というわけで、短編集なので思い入れという意味ではどうしても弱いが、一つ一つが印象に残る話で良かった。それを成せたのは、この掴みの強さがあったからだろう。良いものを見させてもらった



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