「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」視聴終了
評価A+(名作)
4DXも含めて2回視聴。原作の良さを最大限高めてくれる素晴らしい映画だった。見に行く前は、「ちいかわの映画で99分も尺もつのかな…」と心配していたが、そんな心配を吹き飛ばすほどに、テンポも良く、映画ならではのダイナミックな展開も交え、作中での寒暖差も非常に良い。完璧な映画化と言っていいのではないかと感じた。
特にそれを感じたのが、最後の宴での「今日の日はさようなら」。あそこでの、真実に気づいたちいかわの揺らぎ、それでもなお手を繋ぐヒトハとフタバの姿を見て、静観を決める気持ちが、原作以上にすごく心に染みてきた。「いーつまでもー絶えるーことなくー とーもだちでーいようー」 もう最高だったね。今回の話が、不条理な因果応報と、善悪の境界線、罪と罰をテーマにしたこともあり、ほんとなんとも言えない気もちが渦巻くのだが、その気持ちが「今日の日はさようなら」で一種の浄化状態にもなり、すごく印象に残るシーンだった。
そのほかにも、音楽がとにかく良い。OPとED良すぎないか?ナガノ先生の作詞能力の高さを感じる。特に「机さする」は、EDに相応しい曲すぎて、今でもなお覚えている。画も綺麗だったが、特に音の使い方によって、アニメならではの良さも引き出していて、文句のつけどころがない映画だった。
個人的には、推し声優の鈴木みのりさんが出演していたのもすごく嬉しかった。セイレーンの演技めっちゃ良かったなあ…。オーディションで選ばれた理由がビブラートの良さらしくて、ナガノ先生さすがGJと思いました。