原作既読
俺がこの作品の原作を読んだのは去年で、完結巻である『ディアフレンドの夢を見ない』の発売を記念してkindleで大規模セールをやってたので、全巻まとめ買いして読むことにした
元々アニメ1期と劇場版1作目『ゆめみる少女の夢を見ない』は観ていたので面白いことは知っていたんだけど、とりわけ原作を読んでからは間違いなく俺の人生史に残るレベルの作品になったように思う
本作は咲太君や麻衣さんが大学生になってからのエピソードを描く大学生編だったわけだけど、高校生時代のときからの変化で言えば咲太君も麻衣さんも他のメイン級のキャラも、大学生になって行動範囲が広がり視野も広くなり、例えば運転免許を取ろうとしたりとか、例えば塾講師のバイトを始めたりとか、高校生のときとはまた立場や視座が少しずつ変わって少しずつみんなが大人になっていく過程を見ているみたいで嬉しかったね
あれだけ外を怖がっていた花楓ちゃんが当たり前のようにバイトをこなしたりしているのも、国見が立派に消防士として働いているのも、どれを見ても「みんな頑張って生きているなあ」と肌感覚が伝わってきた
ストーリー的にはづっきーの話→赤城さんの話→姫路さんの話→サンタクロースの話と展開していったけど、とりわけ俺は赤城さんの話(『ナイチンゲール』)が好きだったかな
青ブタのエピソードはどれもしっかりしたテーマがあって、どれも現代社会と個人のアイデンティティに関わる問題を扱っているけれど、とりわけ大学生編はこれまでスポットがあまり当たらなかったキャラがメインだけどこの先の話として重要になってくるエピソードや、あるいは既出のキャラだけど中・高校生の時とは少し大人になってみて感じ方が変わるキャラがいたり、アプローチの仕方が大学生編ならではの形で面白かったね
完結編が劇場版として制作されるのは想定してたけど(というか原作の尺的にそれしかない)、無事最後まで追いかけて完結を見届けたいと思う