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とても良い

AIの存在意義は何なのか。
人間の為に動く道具?
逆にこの世界を発展させる為の、人間に成り代わるもの?
どちらも違う。
人間とAIは対等で、互いに支え合って
一緒に生きていく存在。

では、人間と対等であるならば、AIに心はあるのか。
その答えは、Vivyが歌声に乗せて教えてくれた。

AIにとって、Vivyにとっての心は、
思い出(記録)として積み重なったもの。
Vivyの歌は、その思い出たちを解放して
アーカイブを通じてみんなに届けているようにも思えて。
「歌で"みんな"を幸せにする」
Vivyは、その使命を全うした。
心を削ってまで、人間とAIの争いを止め、
幸せを届けてくれた。
きっとこれからも、幸せを届けて続けてくれる存在。
最後の最後まで、とても綺麗な結末でした。

人間がAIを破壊する物語は数多くあれど、
AIがAIを破壊する物語は少ない。
そして、AIの存在意義、AIに心があるのか。
この問題に結論まで出した物語も、なかなかないように思う。
私はこの結論、とても好きです。

これは、このアニメは、
Vivyの思い出という名の「心」の時間。

本当に良作だった。
素敵な心の旅を見せてくれて、ありがとうございました。



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