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良い

クリスマスプレゼントに多くを貰ったチセ。けれど無茶の反動から魔法を使うことを禁止されてしまい今の状態ではお返しが出来ないと痛感、だからこそ出来ることならなんでもやろうと決意する。つまり制限された環境で自分に出来ること、必要なものが見えてくる。そんな回だったように思う

チセは出逢ったばかりのステラの願いを聞き入れる。それは自分はもう弟に会えないから弟を探すステラの気持ちが判り、自身の血を差し出してでもイーサン捜索を行おうとする動機に繋がっていく。
エリアスを見つけるためにあの毛皮を纏うのを躊躇しなかったのも、前々回にエリアスと生きるていくことを選び取った自信があるからだろうね

ステラはイーサンが居なくなり両親が存在を忘れたことで弟が自分にとってどれだけ大切な存在か再確認する。エリアスの出現やらに驚いても「弟が戻ってこないことより怖くない」という台詞を自分の中から引き出せるようになる。
イーサンを探すためにチセの犠牲や灰の目による悪戯を経たからこそ、最後には名前を思い出せないままでもイーサンが自分の弟であることを再び認められる

ステラと喧嘩別れしたイーサンも姉の名前を思い出せないことで泣き出し「いらない」という言葉が本気じゃなかったと弁明する。エリアスとの問答を経て最後にはやはりステラが自分の姉であることを認められる

ステラがチセを友達と言う場面で影の中に潜むエリアス。普通の人間と普通の付き合いができる存在ではないからこそ、このような場面では表に出ることは出来ない。
イーサンの放った「他の誰かとなんて嫌だよ。家族ってそう思える人たちの事じゃないのかな」という言葉が響いたエリアス。人間と暮らすことは選べてもチセ以外と暮らすことをあまり想定できていない彼にとってチセが自分以外との繋がりを作ることはあまり喜ばしくはないんだろうなぁ…



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