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とても良い

いやもう驚き要素が多過ぎて心臓がついて行けないよ……
ただ、親達によって自白めいたやり取りがあったお陰で遭難事件の裏事情についてはおおよそ固まったと見ていい感じかな

親が子供を育てる理由なんて幾通りもあるだろうけど、子供の側は無条件に自分は愛されていると思ってしまうもの。何か辛辣な扱いをされたとしても、自分に落ち度があったとか親は感情表現が薄いだけなんて思ってしまうこともある
それは一種の信心のようなものだね

今回密謀していた親達はそもそもカナタ達を子供だと思っていない。だから愛情を注ぐ必要性を感じない
でも子供の側は親だと思ってきたから簡単に割り切れるものではない。皆をフォローする様子やアリエスから目を逸らす様子から真実判明で一番ダメージ受けてるのってカナタなんじゃないかと思ってしまう
逆にダメージが少ないのは家族という呪縛から解き放たれていたシャルスやルカ、ウルガーだね

一方でまだ親を信じているのがアリエス。彼女は自分がクローンかもしれないという事実よりも、親から向けられた愛情によって母親と自分の間にある愛を信じると言う
カナタ達とは明らかに異なる信心を持つ彼女はB5班にどのような影響を齎すことになるのかな?

そして親を信じているアリエスはまだいいが、人は信じるものや拠り所が無いと生きるのは辛いもの
だからこそカナタ達は仲間であるB5班を無条件に信じられる家族としつつ、星に帰り着き戸籍を得るという拠り所を再定義するわけだね
その状況なら希望も持てる。ザックとキトリーで婚約会見なんてしてしまう。パーティは祝う項目が多すぎてタイトルが長くなってしまう

それがラストに明かされる真実によって崩れてしまう様は驚愕。ポリーナもそして視聴者もカナタ達は地球に帰るものだと無条件で信じていた。それがあのようにひっくり返ってしまった
これまでは親達がどこか得体の知れない者として映っていた。それが今度はカナタ達が得体の知れない者に思える展開は恐ろしいとしか言いようが無い



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