ようやく野球に必要な人数が揃ったことで改めて動機付けが行われた回
「楽しい」から「本気」への移行。けれど、「楽しい」は無くさないままで
強豪校からやって来た希には今の野球部はやる気がなさそうに見える
それもその筈で人数が揃っていなかった野球部は「本気」よりも「楽しい」を重視していた。
だから野球を楽しめなかった過去がある詠深や怜達が受け入れられる隙がある
けれど、人数が揃った事で試合ができるようになり、希の口から全国という言葉が出た事で部の目標は明確に定められる
そうして部は猛練習を始めるのだけど……
全国を知る珠姫からすれば部の取り組みはまだまだ甘いもの
でも厳しくすれば今の部の雰囲気は壊れてしまうかもしれない
そうした背景で行われたのが詠深と珠姫のキャッチボール
相手の手まで届くように力強く、けれど掴めない球は投げない
キャッチボールをしつつ互いの落ち着き所を探る二人の様子は、再会したばかりだけど既に長年の付き合いを感じさせるね
「楽しい」から「本気」へ。けれど、「本気」になりたいのは「楽しい」があるからで。
全く異なる野球経験をしてきた二人の望みがこのようにして重なっていく描写は良いね
次回は遂に練習試合。出来上がったばかりの野球部の本気度が試されるというわけですか
それにしても……
第一話の頃はちょっと作画に気になる点は有ったけど、細かいところへのこだわりが見える描写が多かった
それがこの三話では遂に作画は気にならずこだわりの数々が目立つように……
希の腹部の描写とかフェチな人には堪らん描写ですよ!