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普通

いよいよ夏大会が近づいて来た新越谷。これまでのような仲良しこよしや練習試合とは違ったプレッシャーがチームメンバーに降り掛かっているようで

2回戦で戦う梁幽館は強豪というだけでなく、珠姫がバッテリーを組んでいた相方もいる高校
となると、大会を勝ち抜く為に必要なものは何なのかという対策だけでなく、大会を勝ち抜くには梁幽館に入った方が良かったのではないか、なんて余計なことも考えてしまう

珠姫が相手校の二番手と組んでいたと知ってソワソワしていた詠深だけど、そこはバッテリーの間柄。珠姫は詠深の迷いを察した上でリードを通して「余計なことは考えるな」と伝える。そして詠深はすぐに理解する
これはバッテリーでなければ演出できない空間

それは影森のバッテリーにも言えること
偵察に出た芳乃は中山の投球を見るけど、それは盗み見に近い行為
中山たちからすればバッテリーの空間に余計な虫が入ってきたようなもの
ここで中山が「私達だけの空間なのに」と残念がっているのは彼女のスタンスがどのようなものか端的に表しているね

そして大会を前に配られる新越谷の試合用ユニフォーム。停止していたチームが本格再始動するのだと感じさせるし、皆が纏まったと印象付けられる
何よりもマネージャーとして活動している芳乃にも同じユニフォームが配られた
これで彼女も新越谷の一員、同じ空間に居ると明確に認識される

詠深と芳乃によるキャッチボール。この会話の中で芳乃が語るのは新越谷のファンであり、昔から好きだったとの想い
新越谷という空間が好きだった芳乃。キャッチボールするだけの空間でも良いと思っていた詠深
そんな二人が今、共通して持っているのは大会で勝ちたいという想い
新越谷は本格的に纏まったのだと感じられる瞬間

次回、描かれる影森はスポーツ者ではなかなか見ないかなり特殊なスタイルを持った野球チームであるだけに、その魅力をどこまで描いてくれるか楽しみだったりする



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