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良い

自称17歳の安部菜々さん担当回
美城常務のコンセプトでは真っ先に外されそうなイロモノアイドルな彼女。
同じくイロモノ路線であるみくの目を通す事でアイドルという存在が王道路線だけを求められているわけではないという点が見えてくるね

前回のエピソードにて、高垣楓がNGの指針になったように今回は菜々がみくの指針になっている
面白いのは菜々も今回のエピソードにて自分の道に迷えるアイドルとして登場し、岐路に立った際に後輩であるみくに進むべき道へ導かれた点か

アイドルは皆を笑顔にし会場を盛り上げてこその存在。
そういった意味では会社の方針に負けてウサ耳を外し、当たり障りない進行をしていた菜々は彼女が望むアイドルでは無くなりかけていた
だからこそ、みくがコールし続けたシーンは良いね。菜々ではなくウサミンと呼ばれたから安部菜々は輝ける

あの瞬間、ウサミンで居ることを辞めなかった菜々が居る為にみくは猫キャラでやっていける
同時に菜々はあの時、みくが名前を呼んでくれたからウサミンを辞めないでいられた
二人は同じ道を行く者として支え合っているし、その関係が独り善がりでないのは湧き上がった観客を見れば判ること

美城常務が目指す方向性でのアイドル像ではなく、自分達が大事にしているアイドル像によって皆が笑顔になれる方法を見つけ、アイドルにキャラは必要という確信を得た二人の笑顔は素晴らしいね



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