死者の魂が戻ってくるハロウィン。ココアはチノの母親であるサキと遭遇するけどそれをチノの母だと理解することはなく、またチノも母親と遭遇することはない
けれど、ココアに授けられた手品を介してチノを元気にさせる魔法が受け継がれる流れは良いね
トリック・オア・トリートならぬモフモフ・オア・トリートで始まる今回
でも、モフモフではお菓子は手に入らないように、欲しい物と驚きはセットなんだろうね
だからか、驚きを介さないシャロはお肉を手にすることは出来ないし、欲しい物無くチノを驚かせたリゼは手痛い仕返しを食らってしまう。
一方、シャロから薬を受け取った千夜はロシアンお菓子で驚きのお返し
甘兎庵では悪戯とお菓子の応酬が繰り広げられているね
マヤメグを驚愕させる店の外観や千夜の本気演技は同時に美味しい甘味も二人に届ける
対してマヤメグのドッキリはかぼちゃタルトに化ける
なお、それまで表に出てこなかったお婆ちゃんがお菓子そのものに驚きを詰めてしまうのは強者感がある(笑)
ハロウィンの夜に驚きの邂逅を果たすココア。けれど、ココアは彼女の正体を知らないからその出会いは驚きにならないから対価は不要
むしろ子供を驚かせることが出来ず対価を手に入れられないココアに驚きを齎す手品を指南する流れへ。そしてサキが教える驚きの手品の対価は「妹達を喜ばせること」
ティッピーのようにチノの近くに居られないサキ
だから今回のトリック・オア・トリートはチノを元気にさせる飴玉を渡す役割がサキからココアに委ねられた驚きの夜であったのかもしれない
ラスト、手を取り合って祭りの喧騒へ飛び込んでいく二人の様子は本当に仲良い姉妹のようだね