擦り合わせを楽しいと言うトールの姿は印象的
擦り合わせが必要なくらいドラゴンと人間が持つ常識は異なる。異なる常識は衝突が起き時として苦しみとなる。けど、違いを楽しめられれば異なる常識も日常を彩る刺激となるのかもしれないね
でも、異なる常識を持つ相手に擦り合わせるのは大変
仕事人に寄り過ぎたエルマは絡み酒の洗礼を受けるし、トールに憧れた不良は強さを勘違いして天空、滝谷とイベントへ行く練習中のファフニールは不審者扱い
元々自分が持っている常識が有るのだから、それを捨て置いて相手の常識に合わせれば痛い目を見ることだって有る
けれど擦り合わせの第一歩として相手に合わせれば良い事だって有る
エルマは小林が肩代わりしていた仕事を担えるようになるだろうし、不良は成敗されて街は安全に。ファフニールは……まあ、別枠か
特にエルマは同僚飲みに参加できるようになったのだから、これから新たな楽しさにきっと出会える
違いを超えた先にこそ、楽しさが有る
そして、非日常を味わう遊園地では自分の常識も相手の常識も当てはまらない。だから誰もが等しく自分に無い常識を楽しむことが出来る
自分の姿に囲まれるミラーハウス、遠心力に振り回されるティーカップにバルーン、本格的なメイド喫茶
それらは一人ではなく、異なる常識を持つ者と一緒に味わうからより楽しめるのかもしれない
最後は皆で一緒に観覧車。ドラゴンに乗ればもっと高くへ行けるけど、偶に味わう遊園地の非日常はこのくらいが刺激的なものとして楽しめるのだろうね。
それはそれとして、妹をお嬢様と呼び遊園地のあれこれを無理やりメイドに結びつける程にメイドに寄り添いすぎたジョージーはかなりヤバい気がするよ?(笑)