鬼は何も失わないから何をしてもいいと嗤う堕姫は人倫にもとる存在
驕り人を傷つけるから炭治郎は許さない。でも人の身で鬼を倒そうとすれば失うものは計り知れない。そういったものを感じてしまう回だったね
槇寿郎が蹲り続けたのは失ったものの大きさに押し潰されてしまったから。それが更に杏寿郎を失う道に繋がった
炭治郎は守るべき人々を失う怒りにより力を爆発、堕姫に打ち勝つ力になるけど、同時に炭治郎自身を失いかねないもの
炭治郎一人では全てを失う局面、それを妹達が支える流れは良いね
禰豆子が怒り狂う理由は炭治郎と同じものかな。だから炭治郎と同じように尋常ならざる力、そして自身を失いそうになる
炭治郎も禰豆子も限界ギリギリ。けれど、大切な妹を守れるのはそれこそ長男である炭治郎しか居ない筈だけれど……。炭治郎は再び立ち上がれるのだろうか?