ダイナミックなバトルシーンが目を引く一方で物語の核心に迫るような要素が目立ってきたのも気になるね
それでいて全体的にはコミカルなノリを失わない話の作り方には尊敬してしまうよ
シリアスな舞台背景がコミカルな冒険描写に紛れ込んでいたように、他にも様々な要素が姿を変えて紛れていたね
ユウキの過去は記憶喪失に拠って、シャドウから生じたキーリはカスミの姿を模す事で。そして最大の罠はキャルへのプレゼントの形を取る事でごく自然に紛れ込んでいるね
ただ、キーリの全てが悪い存在とも思えないけど。カスミを模した彼女は異なる髪型を得た事で自警団に紛れず新たな存在になったような……
一方、城はカイザーインサイトの手に拠って全く別の存在へ模されてしまった。この帰郷はペコリーヌに何を齎すのだろう?