新たな絆を始めると決めたペコリーヌ。それでも変わることへの恐れ、というか緊張は消せないのか
タイミングを計って、相手の気持ちを考えて、それでもようやく勇気を出せたというのに、強制的な外圧に拠って別の変化が加えられるだなんて残酷過ぎる……
ペコリーヌの勇気が気になると同時にキャルとカイザーインサイトの関係変化も気になる回だったね
これまでは玉座を見上げるしかなく、心が寄り添うなんて無いように思えた二人がおにぎりを穏やかに頬張っている。それはこれまでに無い変化の絵だね
……まあ、これも一つの伏線だったのかもしれないけど
ラビリスタとカイザーインサイトの激闘。強者同士の戦いはこれまで描かれた戦いとは次元が異なるものだから、本作も新たな局面に突入したのだと感じさせる
ラビリスタが見込んでいたのはカイザーインサイトの変調か。変わらないものはないからこそ、変わった場所に勝機を見出そうとしたわけか。でもその変化こそが罠だとは……
ユウキは今度こそ皆との絆を守ると決めた。ペコリーヌは正体を明かしても絆は守られると考えた。コッコロは美食殿の絆を見守ってきた。そして、今はもう美食殿の大事な一員であるキャルに訪れた絶望……
美食殿の絆はずっと続いていくのか、それとも新たな絆を紡ぎ直す事になるのか。ここが正念場だね