四課の壊滅を知り呆然と涙を流す早川の反応が真に迫るだけに、人の死を何とも思ってないデンジ達、マキマや岸辺の異様を通り越した異形が目につく
悪魔が恐れるのは頭のネジが緩んでいる者。そう思えばあのように人間の道を踏み外している者達が生き残ってしまったのも納得だし、早川が普通という点にも納得してしまう
これまでもデンジのネジが緩んでいる点への言及は何度か有ったけど、今回は強烈。呆然自失の早川を前にして林檎を横取り、泣けない事を疑問に思っても深く考えない。果ては幼児還り…
ここまで来ると共感不可能な主人公だけど、一貫した個性だから逆に主人公として完成されている
ネジが弛んだもう一人岸辺と絡む事でデンジとパワーの個性が面白く映るね
指導という名の狩りに勝ち目はない。でも何処まで続くか知れない道を前に戦意を失わず進み続ける二人は頼もしい
あと、眼鏡かけたらインテリに成った証と思い込んでるの頭のネジがゆるっゆる過ぎて最高
大好き
対して早川は人為的にネジを緩めようとしている…?
惨劇を知りながら悪魔への復讐の為に戦場へ戻ろうだなんてまともではない。でも岸辺の基準では不合格
手紙を思い出し軸がぶれたように歩く姿にこそ彼の本質が詰まっている
悪魔に更なる代償を差し出そうとする彼は無理にネジを緩めようとしているかのよう
確かに早川は長生きできそうにないね…