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普通

作品タイトルがサブタイトルになっているだけ有って、作品の集大成感が強い回
他人に絶望していた夕日が尊敬できる大人に出会い成長し、今では年少組からヒーローと見られるように
でも夕日が成りたかったのはたった一人の為のヒーローか…

夕日の成長は描ききっているからここで描かれるのはさみだれの内心。夕日にどう魅了されてきたか
姫であり病のあるさみだれは、騎士団であり長きを生きる仲間達と一線が引かれている
だから手に入らない物に焦がれ、手を伸ばす代わりに拳を向けたわけだ

そんな彼女にとって最高のヒーローはやっぱり手を差し伸べてくれる存在だよね
筆頭は夕日として、他の騎士団も夕日の手が届くようにサポートした。あの結果を見ればさみだれが独りだなんて思えない
星を砕く物語は終わり、彼女の希望が守られた様は大団円として納得できるものだね

あとは絵が良ければなぁ……



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