作中で映画「大予言」が公開され爾朗もそれを見るわけだけど、これまでの裏話を悪意を持って紹介している辺り里見の意地の悪さが透けて見える
ただ、爾朗としては「さてどんな内容か?」というよりも本当にこれまでの自分をしっかりと振り返るために見ている辺りNUTS事件からの成長が見える。
クロードは長川神の変装と認識していたのだけど、いつの間にか「クロード」という人格を作るに至ったのか。そしてその人格は神が憧れた爾朗の姿をしているというのは何とも。クロードは第一期で爾朗が否定した姿で、それが爾朗が自身を否定する中で再び出会うというのは因果な話
でも、クロードが爾朗を模しているからこそ兵馬の「泣いている子供に変わりはない」、だから助けろという流れに説得力が出てくるんですよね
里見の新型爆弾の正しい姿を見たという発言はどういう意味だろう?神化ではなく昭和の世界を見たという意味か?