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とても良い

ウェザーはプッチに記憶を取られ本来の自分では無くなっていた。なら記憶を取り戻した今の彼は本来の彼だったかと言えば、そんな事はなく
そもそも運命に呪われ、ペルラを失った時から本当の彼は死んでいたのかもしれない。だからアナスイの前に居たのはたった1つの目的の為にこの世に留まった亡霊だったのかもしれない

アナスイに自分を殺させる結末を望むウェザー。そういった意味では彼は未来を手にしようとしているのではなく、終わりを手にしようとしている
ウェザーにすれば、同じようにペルラを失ったプッチも終わった筈の存在。なのに自分を踏み台にして天国へ至ろうとしている
それは到底看過できる未来でも終わりでもない

プッチを追い詰める血の槍は彼が見るのを辞めてしまった過去の象徴。視覚の話ではないから、アナスイの視野を借りても見落としてしまう
それはウェザーが見たくもないものを見続けた成果であり、アナスイがウェザーが持つ心の底からの復讐心をきちんと見たから生まれた逆襲の道
ただ、やはり二人を分けるのは運命なんだな……

状況はウェザーの勝利でほぼ決して居た。なのに徐倫がウェザーを助けようとした行為が運命の悪戯によって状況を彼の敗北へ変えてしまった
ウェザーが至ってしまった不本意な終わり。それでも彼が仮初であっても手にしていた「生きている時間」をくれた徐倫に最後の希望を託して終わる展開は彼の存在の重要さを何よりも感じてしまったよ



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