ガンダムは敵!と叫び続けるマリーダに呼びかけ続けるバナージはロニを止めようとしていた時とは大きく異なるように見える。あの時はバナージ自身が自分の言葉を信じきれていなかったのに対して、今回は純粋にマリーダを止めてキャプテンの下に返そうとしているだけだからな。特にNT-D発動をオードリーを助ける瞬間まで拒んでいたのは大きな成長を感じさせる
もう一方のリディは何とも情けないな。オードリーを助けるためにバナージとユニコーンはくれてやるというのは無茶苦茶だし、そもそもマーセナルの名を出してオードリー奪取は後々問題になるだろうし。果ては守ろうとしている相手に貴方は何を守りたいのかと聞かれてしまうのは滑稽に過ぎる
そもそもオードリーではなくミネバと読んでいる時点で敗北確定な気もするけど
バナージを信じて落下したオードリーもいいけど、オードリーを受け止めた後に「何とかする!」と力強く言えたバナージにも感動。それがリディの「不完全な秩序であっても変える力がないならそれを守る」という台詞への回答のようにも思えるし
いつの間にかヒーローとヒロインらしくなっていたんだなぁ