カレッジに入ってから様々に行われてきたコミュニケーション。今回はそれを深く突き詰める回だったね
賑やかさが消えた夜は相手しか見えないと思うからこそ相手の言葉に耳を傾ける背景となる
コミュニケーション方法としての面白さがありつつ、学生らしいイベント感に溢れた話となったね
見えてきたのは魔術師に生まれたという理由で、家に縛られる子供達の姿。これまでもフィロメラは自分の意思を上手く表に出せない少女として描かれて来た。でも彼女を付き人としたヴェロニカだって自分の意志全てを表現できているわけではないような
檻の中に居るからこそ、同じように檻に居る者を求めてしまうのかもしれない。それが彼女らのコミュニケーション方法なのかな
そう考えるとリアンはかなり特別なのかも。彼の傍に居るアイザックだって檻に囚われているのにリアンは檻を知らないかのように人と接する。その在り方がフィロメラやアイザックを苛立たせるのは当然
一方でそんな態度が人をを惹きつける一面となるのは面白い。檻はコミュニケーションを阻害する。だからこそ檻を気にしない者が輝いて見えるのかな