これまでのターニングポイントは選択の余地が薄かったのに対し、今回はルディに選ぶ余地があった点が印象的
手元にある明確な幸福を捨てて不明瞭な領域へと進むか?それとも不明瞭だからと楽観視するか?
幸福な家庭に辿り着いたからこそルディには難しい選択肢となったね
ノルンとの仲も改善され、友人に恵まれ、ナナホシの研究も進展中。全てが上手く回っている中で更に幸福度を増すまさかのおめでた
以前にこの話題が出た時は難しいかもなんて言われていただけに、こんな早くに子供が出来るなんてと驚かされる
ルディは幸福の絶頂に居る。後はそこに留まるか落ちるかの二択
絶望の淵に居た事があるルディにとって自らの判断で幸福を手放すなんて難しい話。けれど彼がそれを選ばなかったら、他の者が同じ道を選ぶかもしれない。それは本当にルディの幸福と言えるのか?
でも、旅立ったらそれはそれで幸福を留められるとは限らない。何かを選ぶ必要があるが、何を選んでも良い結果へは繋がらない
後悔を避ける為の人生のやり直しをしてきたルディにとって今回のターニングポイントがどれだけ大きな意味を持っているかが判る
彼はシルフィの夫として一度は留まろうとした。それは今までの在り方の継続。けれどノルンの兄貴として旅立つ覚悟を決めた
それはルディのやり直しが新たな境地へ突入したのだと感じられたよ