大学祭の出店とはいえ、自分達で店舗企画・運営・宣伝を行おうと思えばそれは小規模な経営とさして変わらない。ちょっとしたバイト経験しかないまこ達には荷が重いもの
そこでテキトーなカレーをそれっぽく提供して済ますのではなく、「いい思い出」にすべく自分達もお客も満足できそうなカレーを作り上げる奮闘は素晴らしいものだったね
また、一から全てを作り上げるのではなく、以前の交流が出店に活きる展開も良かったな
何の経験もない学生がいきなり出店なんて難しい話。それは材料確保の意味でも接客の意味でも
だから、ななは学際前に人と接する練習の必要性へと駆られるし、まこ達はどうやって人が食べたくなる材料を手にするのかと悩む事になる
そこでつつじが普段している格好のアレンジっぽい遣り方や前回のさくらとの関係が早速反映される作りは良いね
課題は確かに存在する。けれど、解決不能なんて事もない。それはまるで難問を一つずつ紐解いているかのよう
まこ達にとって初めての出店だから、どうしたって不安は拭えない。開始当初の「お客が来ない」と不安になる様子は共感できるもの
だから、宣伝やカレーの美味しさが手伝って無事に完売まで辿り着ける様を見てこちらまで嬉しくなってしまう
カレー完売によりまこ達の手元に残ったものは特に無い。けれど当初の望み通り「いい思い出」になったからこそ終わる寂しさを実感できる訳で。その寂しさが次への意識を目指すという意識の報酬としてまこ達の手元に残る展開は良かったなぁ
…普段自分が見ている有名人が知らぬ間に自分のお店の商品を食べてたとかそりゃパニックにならざるを得ないよなぁ、なんてラストシーンには思ってしまったよ(笑)